秋の衣替えでリセット！クローゼットをシンプルにして断然使いやすくする方法

秋の衣替えは、増えがちな衣類と混在しがちな季節物を一度リセットする絶好のタイミングです。ここで目指すのは、迷わず取り出せて、サッと戻せる「ワンアクション収納」と、動線に沿った配置です！

衣替えはリセットのチャンス

限られた収納スペースに物を片付けるには、捨てる決断が必要です。

でも、「高かったし」「一点物だったし」「いつかまた使えるかも」捨てる決断を鈍らせる理由はたくさん！

流行りは変わっていくことを分かっていても、捨てるって難しい…。

でも、衣替えはリセットのチャンスです！
本当に好きな物、必要な物だけに囲まれたシンプルで使いやすいクローゼットを目指してみませんか？

物が多いと時間の浪費に…

物が多いと探す時間を浪費してしまいます。「着たい服が見つからない」「使いたい時に使えない」こんな経験ありませんか？

使っているうちに物は自然とあちこちに散らばってしまうもの。しまう場所がないのも同じように時間を浪費してしまいますよね。

手持ちのワードローブが思い浮かばないまま、使いまわしにくいアイテムを購入してしまって、せっかくの買い物が無駄になったなど、上手に着まわせていないアイテムばかりで溢れていることも…。

そんなわけで、ここからは、秋の衣替えのタイミングで使える断捨離の判断基準と、迷った服の保留テクをまとめます！

断捨離のポイントは、迷いを生む服を先に手放して、残す服を“選びやすい量”にするのが、使いやすいクローゼットへの最短ルートです。

着ない服の見極め三か月ルール

直近3か月で一度も手に取っていない服は、まず「手放し候補」か「保留」へ移動していきましょう。季節アイテムは、同じ季節の直近3か月（例：昨年の秋）にさかのぼって考えてみてください。

判断のブレを減らすために、ハンガーの向きを反転して「着用記録」をつける方法がとっても簡単でおすすめです。掛ける向きを統一し、着たら向きを反転。3か月後に向きが変わっていないもの＝未着用とひと目でわかりますよね。

さらに、サイズ・状態・役割が重複していないかをサクッとチェックします。下の表を参考に、悩む時間を短縮してくださいね。

3か月以上未着用	保留ボックスへ移動→期限切れで手放す
サイズ・体型変化	今の体に合わなければ手放す（産後リカバリー中は保留もOK）
劣化やシミ	メンテで蘇らないものは処分、直して着れるなら「お直し行き」へ
デザインの重複	2軍は手放すか保留へ
コーデのしやすさ	3通りくらい手持ちコーデができなければ手放す候補
アイロン・クリーニング必須	ライフスタイルに合わなければ手放す
思い出が強いが実用は少ない	写真で記録→本当に大切な1枚だけ保管、他は手放す

ただし、フォーマルウェア・喪服・レインウェア・防寒用アウターなどの「用途特化アイテム」は例外です。

これについては頻度ではなく必要性で残しましょう。一方で、トレンドが過ぎた服や「痩せたら着る」服は、未来の自分に期待しすぎず、今の暮らしにフィットするかで判断するのがコツです。

手放し方は「売る・譲る・資源回収」の3路線で。状態のよいものはフリマアプリやリユースショップへ、キッズ服はママ友にプレゼントしても喜ばれます。ダメージ大の衣類は自治体の資源回収や店舗回収を活用しましょう。