2025年11月8日 更新

赤ちゃんの「凝視」がはじまったら、「視覚」を有効に刺激しましょう♪

赤ちゃんがじーっと見つめるようになった時、脳のどこが刺激されているのでしょうか。五感を適度に刺激して脳の成長も促してあげましょう!

赤ちゃんは2か月を過ぎる頃から「凝視」が始まります。

「凝視」とはひとみをこらして見ること。じっと見つめることを言います。
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五感の中でも赤ちゃんの「視力」は少しづつ発達をしていくのが特徴です。生まれたばかりの赤ちゃんの視力は明暗の区別や輪郭などもぼんやりと見える程度。生後2か月を過ぎる頃にやっと動くものを目で追えるようになります。

しかし「人の顔」に関しては生後間もなくから視線を向けるようです。ぼんやりながらもまあるいもの、特に「人の顔」は認識が早いと言われています。

「視覚」を通して、赤ちゃんが反応しやすいもの

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パステル系の色よりも、赤・青・黄色などのはっきりした色の物に興味を示します。更に人の顔、特に他の誰よりもママの顔に興味を示します。乳児期はママの服装なども鮮やかな、色濃いものを着ると良いかもしれません。

これは筆者の経験談ですが、天井の照明の紐や、保育園で飾られている工作、天井に吊るされた作品などをにこにこ眺めていたり、お祝いで頂いたバルーンを足にくくってあげると、自分の動きで揺れるバルーンを見て楽しんでくれたり。そんなかわいい姿を見せてくれました。
反応しやすい「色」 赤・青・黄色などの原色や、白と黒の組み合わせなどコントラストが強く、視認しやすい色が見やすいとされています。
反応しやすい「形」 丸い形は最初に認識しやすい形で、赤ちゃんのおもちゃにもよく使われます。
反応しやすい「模様」 顔のような模様や人の顔は本能的に興味を持ちやすいです。
反応しやすい「距離」 約30cm以内だと焦点が合いやすく、見やすい距離です。
反応しやすい「動き」 ゆっくりした動きは目で追いやすく、視覚の発達も促します。

赤ちゃん同士が見つめ合って会話?

筆者の娘の話ですが、生後4ヶ月を過ぎる頃、保育園の赤ちゃん同士で視線を合わせにっこりしたり、見つめ合う光景が見られました♡更に「あーうーあーうー」会話まで♪

赤ちゃんは、見つめ合いを通してママ以外の誰かとも自発的なコミュニケーションをはかっていくようです。「視覚」はコミュニケーションにも大切な役割を果たすのです。
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視覚の発達と共に、「模倣行動」も始まります。

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5、6ヵ月頃になると赤ちゃんの模倣行動が始まります。ママが笑えばにこにこ笑いますし、食事をしているとそれをじーっと眺めて、お口をパクパクもぐもぐさせたりもします。これは大人の動きの感触が、赤ちゃんの感覚の受容体に刺激を与え、反射運動を引き起こすようです。

参照:「やさしい心理学(水田恵三 著)」
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この記事のライター

moo-chan moo-chan

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