2025年9月27日 更新

「おしゃぶりは良くない」は時代遅れ?おしゃぶりのメリットと気をつけたいことまとめ

ママも赤ちゃんも笑顔でいられるおしゃぶりのメリットと、デメリットを避けるために気をつけたいことをご紹介します。

おしゃぶりのデメリットとリスク

おしゃぶりは頼れる相棒ですが、「使い方」や「期間」を誤ると、歯並び・耳・ことば・授乳リズムなどに思わぬ影響が出ることもあります。とはいえ、必要以上に怖がる必要はありません。

リスクの大半は「長時間の常用」と「2〜3歳以降までの継続」によって高まるため、使う場面と時間をしぼれば、安心して併用できることが多いです。

家の子の場合も、寝入りだけの「ポイント使い」に切り替えたら子の機嫌も安定し、日中の発声やごっこ遊びの時間がぐっと増えました。
長時間おしゃぶりを使うリスク 詳細
歯並び・噛み合わせ 1日中長時間使う場合、2〜3歳以降も続ける場合、強く吸ったり噛みしめる習慣があると歯並びや噛み合わせに影響する可能性があります。
中耳炎・衛生 日中も常に使用する、床に落ちたおしゃぶりをそのまま使う、消毒が不十分、他の子と共有する場合、中耳炎のリスクや衛生面の問題が高まります。
依存・ことばの機会減少 起きている時間におしゃぶりをずっとくわえている、泣いたときの対応で常におしゃぶりを使う習慣は、依存や言葉を話す機会の減少につながる可能性があります。
母乳育児への影響 授乳が安定する前におしゃぶりを使う、授乳間隔を長くするために使う場合、母乳育児に影響することがあります。

おしゃぶりを使う時に気をつけたいこと

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ここまでお伝えしたように、おしゃぶりには様々なメリットがあります。また、デメリットと考えられていた部分をメリットに変える機能を備えたおしゃぶりも登場するなど、現代の子育てにおいては「おしゃぶりは良くない」という考え方に囚われる必要はないし、仮に周りからおしゃぶりを使うことを否定されたとしても、ママが良しとするのなら気にする必要もないでしょう。

でも、だからと言って、おしゃぶりに頼り過ぎてしまうのは危険です。赤ちゃんがおしゃぶりを嫌がるようなら無理には使用せず、他にぐずり防止や寝かしつけに適したアイテムを探す、グズったら即おしゃぶりではなく、ここぞという時におしゃぶりを使い、赤ちゃんとのコミュニケーション不足を防ぐ、近い将来おしゃぶりを卒業することを意識して、余裕がある時にはおしゃぶりなしでの寝かしつけにトライするなど、赤ちゃんとママが「おしゃぶり依存」にならない使い方をすることは、とても大切なことと言えそうです。

賛否両論あるおしゃぶりですが、メリットやリスクを知った上で上手に取り入れ、赤ちゃんもママも笑顔でいられる時間がもっと増えたらステキですね。
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この記事のライター

mika mika

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