職場はチームで動く場所。一人ひとりがどんなふうに働くかで、空気って驚くほど変わるものです。もちろん、誰もが好きで迷惑をかけているわけじゃない。でも、「悪気がないのに、地味にしんどい」人って、確かにいるんですよね…。今回は、「一緒に働いているとちょっと疲れるかも」と感じる職場の人たちをピックアップ。“あるある”と思ったら、ちょっと距離を置くサインかもしれません。
「私だけが頑張ってる」アピールがすごい人
どんな話題でも「でも私は〜」と自分語りに持ち込むタイプ。「昨日も残業しちゃって」「私ばっかり対応してる気がするんだよね」と、自分がいかに大変か・頑張ってるかを周囲にアピール。最初は「大変だね」と共感されるけど、何度も繰り返されるうちに、“他の人は頑張ってない”と言われてる気がしてくる…。地味にプレッシャーをかけてくるこのタイプ、職場の空気をピリつかせる代表格です。
休みの日でも対応しがちな人
「何かあったら休みの日でも連絡して大丈夫ですから!」「お休み中でも対応できます〜!」……いや、ありがたいんだけど。それ、他の人が“ちゃんと休みます”って言いにくくなるんですよね。こういうタイプがいると、「えっ、じゃあ自分も対応しなきゃ…?」と周囲がザワつき始める。本人は良かれと思ってるけど、その対応の早さが職場の休み文化を壊していくんです。“誰かが無理をすると、みんなが無理をするようになる”。まさにその典型です。
何かにつけて“前のやり方”を引き合いに出す人
「前の会社ではこうだった」「昔はもっと効率的だったのに」など、変化に対して「でも、前は〜」を連発する人って、地味にチームの士気を削いできます。もちろん、過去の経験は財産だけど、今の環境やチームに合わせて柔軟に動けるかがプロの条件。過去にしがみついていると、新しいチャレンジや仕組みが全部“否定”に見えてしまいます。その雰囲気が、職場全体の成長を止める原因になることも。
「自分でやった方が早い」と全部抱え込む人
「お願いするより、自分でやった方が早いから」そう言ってなんでも背負ってしまう人。最初は頼もしく見えるけど、実は、チームの育成や連携を壊す“隠れ迷惑キャラ”かもしれません。結局、他の人は任される機会を失い、その人がいないと何も進まないチームが出来上がってしまう。いざ本人が限界を迎えた時には、誰も何も分からない状態に。責任感の裏にある“手放す勇気のなさ”が、チームを不安定にしてしまうのです。