2025年4月17日 更新

専業主婦vsワーママ「どちらが大変?」のバトルが無意味である4つの理由

専業主婦と働くママ、どちらが大変か?!という論争。特に「どっちのが大変か」というところに焦点が当てられがちですが、それは無意味であることが明確。そのわけとは?

③やむを得ない状況であることも多い

そして意外に多いのが、「やむを得ない状況」。特に、「働きたいけれど、夫が転勤族で、次にいつ転勤になるかわからない」というママは今も少なくありません。 また、子どもの年齢や特性によって働くのが難しい場合もありますし、家庭の収入状況によっては、働かざるを得ないケースもあります。

④感じ方の違いが大きい

1日育児をしていた方が楽しいと感じる人、1日仕事していた方が楽しい人、いろいろですね。1日仕事をしている方が楽だな、と感じる人が専業主婦として1日家にいたら「とても大変」と感じるでしょう。

逆に、1日育児をしていたい、と思う人が仕事をするようになると「こどもとの時間が少ない…」とストレスを感じてしまうこともありますね。結局は、大変と感じるかどうかは「その人がどうしたいか」「どう感じるか」に大きく左右されるということなのです。

専業主婦vsワーママの、どちらが大変?えらい?論争は意味がない!

「ワーママってすごい」
「専業主婦って暇で楽」
「ワーママは保育園に預けられるから楽だ」

などといったバトルがネットやSNS上だけでなく巷でもあるかもしれませんが、その家庭、ママによって取り巻く環境も気持ちも違います。

つまり、「大変さ」を測る客観的な物差しはなく、ママたちはそれぞれの立場で異なる種類の疲労やストレスを抱えています。これは単純な比較ができないということです。

実際に、私の場合も、フルタイムワーママになった時には時間的制約に毎日苦しんでいましたが、専業主婦時代には「社会から取り残されている感」や「経済的な不安」に悩まされました。どちらも大変でしたが、その質はまったく異なる類のものでした。

それぞれにメリットとデメリットがあることは確かですが、バトル構造に当てはめることなく、専業主婦であってもワーママであってもそれぞれが気持ちよく楽しく子育てができたらいいですね!

まとめ:主婦とワーママ、どちらの選択も尊重されるべきなのは間違いない

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専業主婦であれ、ワーママであれ、それは個人や家庭の状況、価値観に基づいた選択です。「どちらが正しい」「どちらが大変」と比べるものではなく、それぞれの選択には意味があり、尊重されるべきものです。

また、現代では働き方の多様化によって、専業主婦とワーキングママの境界も曖昧になってきています。
在宅ワークやフリーランス、時短勤務など、さまざまな働き方が可能になり、ライフステージに応じて主婦をしたり、働き方を変えたりする「複線型キャリア」も増えてきました。

「どちらが大変か」を競うのではなく、それぞれの選択を尊重し、互いに支え合う社会を目指すこと。そして何より、専業主婦にせよワーママにせよ、子育てと家事を一人で抱え込むことの限界は明らかです。旦那様や周囲の人たちの理解と積極的な子育て参加が不可欠なのです。

最終的には、「大変さ比べ」をするのではなく、どんな選択をしてもママたちが安心して子育てや生活を送れる社会こそが、私たちが目指すべき姿ではないでしょうか。
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この記事のライター

はるぴとまま はるぴとまま

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